アラフォー女子の歯列矯正日記

2021年6月にスタート。リアルタイムに更新中。

健康な歯を抜歯するということ。

そういえば、実際の費用のお話をしてないことに気づいたので矯正開始スタートのこの記事に書き留めておきますね。

 

値段以外にも参考になればと思うので、書類に記載してある内容をわかる限り書きます。

 

・矯正治療部位(どこを動かすのか)

上下共に右7本左7本の計28本

・治療プラン

クリアブラケット

・抜歯(治療ではないので保険対象外)

あり。左右ともに4番、5番。計4本。

・その他調整代など

 

これを全て合計して¥792,000。

で、このうち施術日に払う必要がある金額(これは医院によって変わると思います)を差し引いた分¥737,000を、私は「デンタルローン」なるもので支払うことになりました。

これは医院によって導入してるか分かれるのかな...?めちゃくちゃお金持ちじゃない限り一括払いはできないと思うので、だいたい導入されてると思います。

私の場合は一括で払えなくはないけど、カード払いは利用額がちょっと心配だったので、金利手数料が無料の範囲内でローンを申し込みました。3回。これは銀行口座登録して、そこから引き落とすよくあるやつです。

なので、今すぐお金用意できないな...て方も、迷ってるならデンタルローン導入している医院を探して相談してみるのはありだと思います。

最初に提示してくれたプランのなかでマウスピースを使うものや、裏側矯正を使うものなども出してくれたんですが、全てが100万を超える見積もりでした。

色々話した結果、手入れもしやすく効果も出やすく、尚且つ1番早く終わる可能性があるのが今回選んだ見積もり内容だったのです。そして1番安い。

デメリットは非常に目立つ。以上。けど今はマスクやしいけるやろ!てなりました。

マスクがない時期だったら裏側矯正選んでたかもしれないですね...けどそれも結構高かった...

 

さぁ、前置きが長くなりましたが今回は抜歯のおはなしです。

ローンも組んで精密検査も受けて、もう後戻りなんてできないレベルにまできているにも関わらず、健康な歯を抜くことにまだまだまだまだ不安を感じているなかでの抜歯です。

当日まで、やっぱり先生にもっかい相談した方が良いんじゃないか、とか、もっと別のやり方あるんじゃないか、とか考えたりして。考えたところでどーにもならんっていう。

 

そしてどーにもならんまま当日。抜歯はいつも見てくれている歯科矯正の先生じゃない先生(治療専門の先生)なので、上記の相談うんぬんは伝わることもなく。

歯を抜くことに不安をかかえる私を気遣いながらも、それはもうスピーディーに2本とも抜いてくださいました。瞬殺。

親知らずを抜くよりはかなり楽に抜けた感じ。私の場合は親知らずもちゃんと生えてたので抜きやすいほうだと聞いたんですが、大変な人は歯茎切ったりしないといけないとか聞いたりしたもんで...そういう話に比べると、麻酔もそこそこに、ほんともう一瞬で抜き終わりました。あっけなかった...

で、一瞬で終わったけど抜いてしばらくの罪悪感と喪失感がすごい。

自分の歯なんだけど「自分の歯並び良くしたいという勝手な欲の為にこの健康な歯を抜いてよかったのか」とかよくわからんことを考えるくらいには罪悪感あった。

 

しかし、そんな罪悪感とか言ってられない苦しみ第一弾を味わうことになります。

抜歯が終わってしばらくした後装置をつけるんですが、装置をつける為には歯と歯の間に隙間をあけないといけないらしく、その隙間を確保する為に歯の間にゴムを仕込まれます。

抜歯終わった直後にアシスタントの人がやってきて、これまたスピーディーに歯の隙間にゴムを仕込んでいきました。一瞬。仕込まれた瞬間はなんてことなくて、それよりも抜歯に対する罪悪感に苛まれていたんですが、その日の夜、ついにやってきます。痛みが。

抜歯したところは全然なんともないんですが、ゴム挟んでるところが痛いのなんのって。

まぁ歯にしてみれば隙間にゴム挟まれてぎゅうぎゅうに押されて無理やり移動させられてるねんから痛いに決まってるやんね...と思いつつ、これがほんまに痛い。

何もしてなかったら大丈夫なんですけど、物を噛む時がほんともう最強に痛い。できれば何も噛みたくないと思うほどに痛い。1.2日間はほんまにおかゆプロテインだけで過ごしたってくらい痛かった...数日経って少しマシにはなったものの、堅いものは恐怖でしかなかった。野菜の芯とか最恐やで。無理。

この段階でこんなに痛かったら、矯正装置つけたらどんだけ痛いんや...とどんどん不安になっていく私。

けどもう後戻りはできない。歯抜いてもうたしな。

 

思いのほか長くなったので今回はこのへんで。

次回は初めての矯正装置装着について書こうと思います。